2019年07月15日

●強風の中、池の周りの草を焼く????

●強風の中、池の周りの草を焼く????
●7/12 高松市一ノ宮町 辻堂池周辺(セブンイレブン前)

↑ここを焼く必要があるのでしょうか???
高松市街ではこういった草を焼かずに処理しているのに。

●強風の中、池の周りの草を焼く????
●6/27 高松市西植田町

営農ではなく、家庭ごみを燃やしている。刺激臭。プラスチックなど燃やしているのだろう。
麦わらを焼く人たちは、火でゴミを燃やすのが当然になっている。
環境への意識が全くない!自分勝手すぎる。



異常気象が例年続く日本・・・熱帯雨林化したのかと思うほど。
未来を生きる子どもたちが暮らしていく地球を守るには
ひとりひとりの生活意識が大事です。


●強風の中、池の周りの草を焼く????
●6/26 三木町井戸
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野焼きと地球温暖化は密接に関係しています。
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(注)地球温暖化はしていないとする説、二酸化炭素が原因ではないとする説などありますが、 気候変動に関する政府間パネル(IPCC)によれば、人間活動による二酸化炭素の増加が原因であることに疑いの余地はないとの事です。

地球温暖化といえば化石燃料が原因で、木質燃料は二酸化炭素の収支に影響がないと思っている方も多いと思います。
しかし、草や木を堆肥化し、土壌に還元すれば、 土壌中に多くの炭素を溜め込むことができます。
この考え方を、「土壌の炭素貯留」、「カーボンファーミング」といいます。

AGRI IN ASIAによると、
http://agrinasia.com/archives/1621
「 そもそも土壌は、有機物、無機物の分解・変換の場であり、炭素循環の中心的な役割を果たしている。特に、農地土壌には、家畜排せつ物や稲わら、食品産業等から排出される有機性廃棄物等の有機物が絶えず供給される。このとき、有機物のかなりの部分は最終的に二酸化炭素、水、及びアンモニア等の無機物に変化するが、残りの一部は、難分解性の土壌固有の有機物である「腐植物質」となり、土壌中に蓄積されていく。炭素はこの腐食部質という形で土壌に蓄積される事になるのだ。」

つまり、作物残さ、雑草、剪定枝などは焼却せずに堆肥化して土壌に還元すれば、多くの炭素が土壌に蓄積され温暖化防止に貢献できるのです。
そして、デンマークでは野焼きを禁止しました。

農水省も、堆肥を施用し環境保全型農業することを支援していますが、身の回りを見る限り、末端まで浸透しているとは思えません。
本気で温暖化を防止する気があるなら、直ちに野焼きを禁止し、堆肥やマルチの使用を推進すべきだと思います。


<参考>
2014.3.4 北陸地域環境保全型農業推進シンポジウム
http://www.maff.go.jp/hokuriku/seisan/kankyo/pdf/h25_giken.pdf

農水省「地球温暖化防止に貢献する農地土壌の役割について」
http://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/pdf/nochi_dozyo.pdf

https://www.env.go.jp/council/06earth/y060-106/mat04_2.pdf

京都府資料
http://www.pref.kyoto.jp/nosoken/documents/h24kankyo1a.pdf
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●強風の中、池の周りの草を焼く????

●強風の中、池の周りの草を焼く????

●6/26 高松市塩江町

●強風の中、池の周りの草を焼く????
●6/3 高松市西山崎町

●強風の中、池の周りの草を焼く????

●強風の中、池の周りの草を焼く????

●6/20 高松市岡本町

●強風の中、池の周りの草を焼く????
●5/8 高松市香川町川東

●強風の中、池の周りの草を焼く????
●6/19 三木町田中





Posted by よりよい未来のために at 12:00