2019年05月26日

●サッカー観戦中ひどい野焼き!!

方向的に善通寺市でしょうか???

スタジアムの高いところから見たらあっちもこっちも煙が上がっています。

西讃には久々に来ましたが、その野焼きのひどさに驚愕・・・

●サッカー観戦中ひどい野焼き!!
●5/19 善通寺市

風に流され、タバコの煙に巻かれたようなにおい!!!!

受動喫煙以上!!!
大量の観客(子供も大勢)が
一斉に煙を吸わされています。




道中、高速に乗ってもさいさい煙が上がっているのを目にしました。

野焼きは健康被害を起こします。
地球環境にもよくありません。


簡単に火をつける人にそんな責任とれるんでしょうか???
地球の未来のこと、その未来を生きる子どもたちのことなど考えずに
自分勝手にぼーっと生きているんでしょうね!!





無添加生活~野焼き被害を中心に ブログより
http://blog.livedoor.jp/str10/archives/cat_1228296.html

野焼きと地球温暖化は密接に関係しています。

(注)地球温暖化はしていないとする説、二酸化炭素が原因ではないとする説などありますが、 気候変動に関する政府間パネル(IPCC)によれば、人間活動による二酸化炭素の増加が原因であることに疑いの余地はないとの事です。

地球温暖化といえば化石燃料が原因で、木質燃料は二酸化炭素の収支に影響がないと思っている方も多いと思います。
しかし、草や木を堆肥化し、土壌に還元すれば、 土壌中に多くの炭素を溜め込むことができます。
この考え方を、「土壌の炭素貯留」、「カーボンファーミング」といいます。

AGRI IN ASIAによると、
http://agrinasia.com/archives/1621
「 そもそも土壌は、有機物、無機物の分解・変換の場であり、炭素循環の中心的な役割を果たしている。特に、農地土壌には、家畜排せつ物や稲わら、食品産業等から排出される有機性廃棄物等の有機物が絶えず供給される。このとき、有機物のかなりの部分は最終的に二酸化炭素、水、及びアンモニア等の無機物に変化するが、残りの一部は、難分解性の土壌固有の有機物である「腐植物質」となり、土壌中に蓄積されていく。炭素はこの腐食部質という形で土壌に蓄積される事になるのだ。」

つまり、作物残さ、雑草、剪定枝などは焼却せずに堆肥化して土壌に還元すれば、多くの炭素が土壌に蓄積され温暖化防止に貢献できるのです。
そして、デンマークでは野焼きを禁止しました。

農水省も、堆肥を施用し環境保全型農業することを支援していますが、身の回りを見る限り、末端まで浸透しているとは思えません。
本気で温暖化を防止する気があるなら、直ちに野焼きを禁止し、堆肥やマルチの使用を推進すべきだと思います。


<参考>
2014.3.4 北陸地域環境保全型農業推進シンポジウム
http://www.maff.go.jp/hokuriku/seisan/kankyo/pdf/h25_giken.pdf

農水省「地球温暖化防止に貢献する農地土壌の役割について」
http://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/pdf/nochi_dozyo.pdf

https://www.env.go.jp/council/06earth/y060-106/mat04_2.pdf

京都府資料
http://www.pref.kyoto.jp/nosoken/documents/h24kankyo1a.pdf


Posted by よりよい未来のために at 18:10